#夢・あきたバンド21

  恐れるな、小さい群れよ。
  御国をくださることは、あなたがたの父の御心なのである。
                (ルカ12:32 口語訳)

+奥羽の地における伝道の新たな展開を目ざして行われた地区再
 編により、三地区に分かれて活動していた秋田地区が、伝道協
 力を目的に〈一つ〉の地区となり、その歩みを重ねて10年の
 時が経過した。

+秋田地区としての歩みは当初より、財政的支援を越えた宣教協
 力を創出することにあった。いずれも小さな教会であり、財政
 協力に限界があるだけではない。協力を生み出さない限り、伝
 道の活路はないからである。〈共同牧会〉〈共同教会〉そして
 〈秋田ミッション研究所〉といった理念が掲げられた。

+今わたしには夢がある。2009年にプロテスタント日本伝道
 150年の記念の時を迎える。この時機を、日本伝道の第三草
 創期(キリシタンから数えて)と捉え、〈あきたバンド21〉
 を立ち上げ、秋田から日本伝道の新たなうねりを起こす、とい
 う夢である。

+かつて苦労の末、大海を渡ってこの地に立った宣教師たちのご
 とく、今初めてこの国にキリストの福音を宣べ伝える、身震い
 するような感動をもって、大地に鍬を入れ、石を取り除き、種
 を蒔き、水を注ぎたい。成長させてくださる神にすべてをゆだ
 ねて!

+ここに、気になる研究結果がある。1960年、日本における
 プロテスタント百年の歴史を検証して語られた言葉である。
 「日本プロテスタント思想に現われている倫理的思考様式は聖
 書的でなかったのではないか。その意味で、キリスト者の実践
 運動そのものに聖書の理解がどの程度含まれていたか、そこに
 今後検討されるべき問題を含んでいるのではないか…その限り
 において聖書は、日本人にとって血肉化される余地を今後に残
 しているのではないか…。」(大内三郎)

+聖書の血肉化は、十字架のキリストのもとに立ち続ける以外に
 起こらない。もしここで失敗するならば、すべてが失敗なので
 ある。そして、もしここで少なくとも正しい道を歩んでいれば
 全体も間違っているとは言えないのである。わたしにできるだ
 ろうか。正しい道を絶えず新たに見出し、それを見失わないた
 めに眼を覚ましていることが。幸い、わたしには志を同じくす
 る同労者がいる。わたしが間違えば彼らが正してくれる。だか
 ら、進もうと思う。夢に向かって!

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