#恵の再発見
+富山の地より小宮山剛先生(富山二番町教会)を講師にお迎え
して、第6回秋田地区全体修養会が一泊二日の日程で行われた
秋田全県より100名余の信徒・教職が一同に会し、2年に一
度、顔を合わせる恵みの時であった。
+小宮山先生は主題の「恵の再発見〜まことの喜びに生きる〜」
に従い、一日目は「復活の主に出会う喜び」(礼拝)について
二日目は「伝道の喜びの再発見」(伝道)について、生まれて
から牧師に導かれるまでのエピソードを交え、前任地輪島教会
での牧会経験を通して、分かり易く、しかも力強く、伝道は神
の働きであり、私たちはただ信じて、委ねて従えば良いことを
お話しくださった。
+秋田地区は秋田の伝道のために10年前より伝道協力を行って
いる。この10年の推移を現住陪餐会員、礼拝出席者平均、お
よび経常収入についてみれば、現住は142名の減、礼拝は5
5名の減、経常は1800万円強の減と、いずれも右肩下がり
である。
+こうした中で、秋田地区は第三期の宣教協力を開始した。財政
的支援を越えた宣教協力のあり方を模索しての歩みが始まった
のである。秋田地区では当初より財政支援の限界を視野に、
「共同牧会」「共同教会」がつねに話題に上った。そうした方
向性を探るために「秋田ミッション研究所」の構想もあった。
しかしそれらはいずれも議論の段階で、実際の伝道協力の場で
は実施されてこなかった。座して議論している間に、状況は一
層厳しい段階に進んだ。
+しかし私たちは悲観していない。むしろ驚いている。かつて1
50年前、大洋を渡り、宣教師たちがこの国に降り立ち、伝道
を開始したとき、一人のクリスチャンもいなかったのである。
それが今や、この秋田の地に、教団の17教会が存在し、59
6名のクリスチャンがいる。この人々が日本の救いのために心
を一つにして祈るときが必ず来ると信じている。
+その時、日本伝道の第三草創期が始まる。私たちは2009年
のプロテスタント日本伝道150周年がその時であって欲しい
と、数年前より数人の信徒・牧師たちと祈りを積み重ねてきた
まだ「手のひらほどの小さい雲」(列王記上18:44)でし
かないが、やがて乾ききった大地を潤す激しい雨が降ると信じ
ている。小宮山先生は言われた。「あなたが信じたとおりにな
るように」(マタイ8:13)と。
+今初めてこの国にキリストの福音を宣べ伝える情熱と喜び、そ
して何よりも恐れというエリヤの雲が、聖霊の雨を降らすまで
に成長するのを見させられた修養会であった。秋田の地で十字
架のキリストが眼前に描き出され、激震が走ることを信じて祈
り続けたいと思う。